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最も紫外線の強い日「夏至」 今、しないといけない紫外線対策は!?

6月20~23日

これが何の日か、わかりますか?

 

毎年6月20~23日は、夏至の日がやってきます。

1年の中でもっとも日差しが強い日です。

当然、紫外線量も最も多いです。

 

梅雨が明けて夏本番になってから日焼け対策をしていてはもう遅い!

今すぐ紫外線対策をはじめましょう!

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<紫外線とは?>

紫外線とは

人間の目には見えない光の一種です。

 

虹をイメージしてください。

赤・橙・黄・緑・青・藍・紫

と光の波長の長さによって色がわかれます。

 

そして、赤よりも波長が長い光紫よりも波長が短い光

人間の目では見ることができないのです。

その中で、紫よりも波長の短い光のことを

「紫外線」と呼びます。

UVというのは、「紫を超えた」という意味のUltraVioletの略です。

 

 

 

<紫外線の種類>

一言で「紫外線」とは言いますが

実は、紫外線には大きく3種類があります。

UV-A波UV-BUV-C波の3つです。

 

UV-Cは最も危険な紫外線ではありますが

オゾン層によって守られているため、地上にはほとんど届いていません。

人体に触れれば、皮膚病の原因になります。

 

UV-Bは表皮を赤く、火傷のような状態にします。

日焼けをした直後の真っ赤になった肌はUV-Bの影響です。

表皮の細胞を壊して皮膚のトラブルを起こしたり

メラニン色素を増やしてシミやソバカスを引き起こしたりします

 

UV-Aは、UV-Bほど強い紫外線ではありませんが

肌の表皮を突き抜けて、真皮にまで到達します。

そして、真皮にあるコラーゲンを破壊し

しわやたるみなどの老化の原となります。

 

UV-Bの量は秋~冬はガクッと減るのに対して、

UV-Aはそこまでは量が減らないという特徴もあります。

 

<紫外線を防ぐには>

日傘は有効な手段です。

最近では99%UVカットをしてくれるものもあって

かなり効果は高いです。

 

しかし、日傘だけでは不十分でもあります。

ポイントは、光は反射をするというところにあります。

イメージしてみてください。

日傘を差したからといって

日傘の中は完全な暗闇になっているでしょうか?

日陰だからといっても、まだまだ十分光は当たっていますよね。

光は地面や壁などにぶつかって反射をします

当然、紫外線も反射をして下や横から降り注いでいるのです。

 

だからこそ、しっかりと日焼け止めを塗って

反射光にまで対策をする必要があるのです。

 

<日焼け止めの種類>

日焼け止めの表示に

・SPF

・PA

などをよく見ると思います。

 

SPFとは、主にUV-Bに対する効果を表します。

SPFの後に書かれている数字が大きいほど日焼け防止効果は強いです。

例えば、「SPF30」とは

通常なら1時間でしてしまう日焼けを、30時間にまで遅らせる効果

があるという意味になります。

つまり

この日焼け止めを付けていれば、

30時間日光を浴びても、1時間浴びたのと同じだけしか日焼けしませんよ

という意味なのです。

また、数字の横に+が付くと

その中でもさらに効果が強いという意味になります。

 

PAは、UV-Aに対する効果を表します。

こちらは「+」の数が多いほど効果が強くなります。

これについては、

+…効果がある

++…かなり効果がある

+++…非常に効果がある

と、すごく曖昧な基準となっています。

 

目安としては、

ちょっと1~2時間おでかけなら、+~++で十分です。

1日中炎天下にさらされるときは+++や++++を使うのがいいかと思います。

 

 

また、日焼け止め効果が高いものほど

肌への負担も増えます

必要に応じたものを選んで使うことが大切です。

 

また、日焼け止めは付けてから数時間で効果は落ちてきます。

2~3時間おきに塗りなおすようにしてください。

 

<おすすめの日焼け止めクリーム>

海水浴やスポーツのときに

日焼け止め効果最高位のSPF50+、AP++++

界面活性剤を使っていないので、水に強く落ちにくいです。

またその他の肌に刺激のある成分も使っていないので

お子さんに使っても安全なレベルになっています。

 

肌をケアしながら紫外線対策をするならこちらです。

傷までも治す成長因子が含まれた「HAS」という成分を配合。

また、ヒアルロン酸以上の保湿効果が認められた

βグルカンなども配合。

こちらもSPF50+、AP++++です。

美容液、メイクアップベース、ナチュラルファンデーション効果もあるので便利です。

 

通勤・通学・お買い物程度であれば

SPF28、PA+++くらいで十分。

肌への負担も減らせます

 ノンケミカルなので、子どもや赤ちゃんでも安心して使えます。

 

日によって

異動時間くらいしか外に出ない日もあれば

外にいる時間が長い日もあると思います。

 

その日の生活に合わせられるよう

複数の日焼け止めを用意しておくとよいと思います。